どーも!まだパッケージ派のゲー吉です。
今回のゲームは『ニーアオートマタ』です。どこの記事でもPS4のおすすめソフトにだいたい入っていて、ちょうどPS Storeで半額セール中だったので買ってみました。シリーズ初プレイです。
NORMALでやって、クリア時間は13時間です。
これ以降がレビューとなります。
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評価:不一致ゲー★★☆☆☆
『ニーアオートマタ』は、戦闘がイマイチなコンボ系3DアクションRPGです。
悪いところ
ボスバトルの緊張感が薄れるポッド攻撃
ゲー吉は、『ダクソ』や『モンハン』のように、こちらの攻撃にモーションなどのリスクがあるアクションゲームが好きです。
攻撃にリスクがあると、ガードや回避をしながら敵の攻撃を見極め、その隙の中で最大のダメージを与えていくという立ち回りになります。このときの手に汗握る緊張感がイイんですよね。
『ニーアオートマタ』は、そこに“攻撃自体に弾数制限やモーションや詠唱時間や距離を詰めるなどのリスクがない”シューティングゲームを混ぜちゃったもんだから、ボス戦での緊張感が薄れています。
遠く離れて逃げ回ってても、適当に回避を連打してても、リスクのない遠距離攻撃でボスのHPはゴリゴリ削れますので、それだけで勝てちゃいます。
かといって敵の攻撃はそれほど苛烈なワケじゃないし…面白いですかコレ??
いっそシューティングゲームの避ける楽しさを突き詰めて、“オープンワールド3D弾幕シューティングゲーム”にした方がよかったのではないでしょうか?弾幕シューティングがニッチそうなので厳しいか…
敵の攻撃モーションが見にくい
一部を除いたほとんどの敵が小さく、戦闘中はコチラの遠距離攻撃とその着弾エフェクトが絶えず出ているので、敵の攻撃モーションが見にくいです。
結果、シューティングで削りながらなんとなくの置き回避をしておいて、たまたまジャスト回避になったら近接攻撃に出るという、あまり駆け引きのないバトルに終始することになります。
高低差が把握しにくいマップ
フィールドに高低差があるゲームでは、右スティックなどで高さを変えられることが多いですが、『ニーアオートマタ』はそれがありません。
なので、マッピングされている場所の高さ関係がわからず、道に迷うことがありました。
よいところ
移動が快適
オープンワールドのただ移動しているだけの時間が大嫌いなゲー吉ですが、『ニーアオートマ』は主人公の足が早いので移動が快適です。参考としては『イース8』ぐらい。
ファストトラベルのロードもそんなに長くないし、マップはシームレス。これでファストトラベルが最初からあって、草むらでダッシュが強制終了されなければ、移動は文句なし。
テーマへのこだわり
主人公がアンドロイドなので、スキルがプラグイン・チップになっていたり、その枠がストレージっぽいデザインになっていたり、テーマに沿って作り込んであります。
HPバーや経験値などのHUD表示も、オプションではなくここで空き容量と引き換えに消せるのは面白いと思いました。あくまで主人公の機能というイメージなんでしょうね。
ヒトをゲームの世界に引き込むためには、ディスコネクトされてしまうような因子を極力減らす必要があると、どこかの記事で読んだ覚えがあります。
そういった意味で、『ニーアオートマタ』の世界観の構築へのこだわりが、シナリオが多くのヒトから高評価を受けていることに繋がっているのだと思います。
こだわっている分、ファストトラベルが好きな場所から行えない、ストレージの最適化が面倒といった不利益もあったりします。でも、このゲームに関しては、細かいストレスの除去より設定を貫き通す方が正解だったような気がします。
※ちなみにコノ世界観、ゲー吉は全くハマれませんでした。
まとめ
以上のことから、『ニーアオートマタ』は、こだわりの見られる世界観は評価できるものの、アクションにシューティング要素を混ぜたせいで戦闘がいろいろイマイチになっている、コンボ系3DアクションRPGと言えます。
それでは、また次のゲームでお会いしましょう!
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