どーも!ニンテンドーダイレクトを見ていろいろwktkしているゲー吉です。
ゲー吉は親族とお正月にできるゲームを探していました。『いたスト30th』へのアクセス数が12月後半に急激に増えてましたし、“お正月にみんなでやるゲーム”の需要は結構あるみたいですね。
そんな中、選んだのが『カプコン ベルトアクションコレクション』。ゲー吉世代が子供のころはスクロール型アクションゲームが全盛。あの頃に戻りたい欲と、3人までできるというのが決め手でした。
これ以降がレビューとなります。
※あくまで2019年にやるゲームとしての評価です
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評価:不一致ゲー★★☆☆☆
『カプコン ベルトアクションコレクション』は、難しい操作を習得することなく敵をなぎ倒していく爽快感が得られ、仲間達とあーだこーだ言いながら一緒に盛り上がれるパーティ系無双アクションゲームです。
よいところ
3人で盛り上がれる
同じ画面を見る
無双系のゲームで3人協力プレイができて、しかも画面分割や1人1画面ではなく、全員が全く同じ画面を見ている。コレは意外と他に無いような気がします。
同じ画面を見ていることのよさは、会話が生まれやすいことです。例えば「HP満タンなのに肉取んなよ!」「肉取っていいよ」などは、仲間の状況まで常に視界に入っているからこその発言です。
発言自体は「馬乗せてー」でも「その武器くれー」でも「ハガーさんバリってる」でもなんでもいいのです。みんなで一緒に盛り上がれる系のやった後の満足感は、ほぼ発言数に比例すると思いますので、重要なのは発言が生まれやすいかどうかなのですから。
協力プレイ
パーティゲームは対戦・競争モノが多いです。そして、対戦・競争モノだと、勝つ人と負ける人が出てしまいます。
どうあっても負けるのは気持ちのいいことではありませんので、負けた人はたとえ過程で盛り上がってたとしても最終的に楽しかったで終われない可能性があります。
コンティニュー無限であれば確実にクリア可能で、みんな一緒に「イェーイ」で終われる協力プレイであればその心配はありませんので、パーティゲームとしては安パイだと思います。
全方位にダッシュ可能
このジャンルのゲームでダメージを防ぐためには、敵に挟撃されないようにすることと、敵と同一横ライン上に並ばないことが重要です。
でも、従来のベルトアクションは、敵と同じくらいの速度でしか移動できなかったり、左右にしかダッシュできなかったりで、距離を詰められるとメガクラッシュするしかありませんでした。
ただ、メガクラッシュはHPが減るというデメリットがあるので、もはやダメージは免れないとい状況じゃないと使うのを躊躇してしまいます。アーケードは“死ぬと追加料金”ですからね。
『バトルサーキット』は全方位にダッシュができるので、この問題によるストレスが減っています。
好きなタイミングでHP回復
このジャンルのゲームは、決まった進路を前進するしかなく、一度前進すると前の区間には戻れないという作りになっています。
なので、回復アイテムが出た時は、画面ギリギリまでキープしてから取るという人が多いのではないでしょうか。
このプレイは、アイテムを気にするあまり行動が制限され、“何も考えずに殴られる前に殴って爽快”というゲームのよさを減らしてしまうため、本来はやりたくないハズです。
でも、追加料金を払いたくないのでそうせざるを得ないのです。実際、コンティニュー無限な今回の正月プレイではそんなことをする人は一人もいませんでした。
この問題を感じにくいであろうキャラが全ての収録作品の中で一人だけいます。それは、『バトルサーキット』のグリーンです。
グリーンは、アイテムを持っていれば自分の好きなタイミングでHPを回復することができます。これであれば爽快に殴り続けながら、HPが減ったら回復できるので、アイテムキープケチケチプレイとはおさらばできます。
悪いところ
爽快感が減るマジプレイ
↑の回復アイテムの部分でも触れましたが、この手のゲームは、死なないように上手くやろうとすると、爽快感が減っていく行動を取らざるを得ないです。
結果、強判定の起き上がり飛び蹴りを繰り返すなどの地味なプレイになってしまいます。これでは、たとえノーコンでクリアしても、達成感はあれども爽快感は感じられません。
爽快に敵をなぎ倒し続けながらクリアまで行けるというのが望ましいカタチです。
この問題の解決は現代のゲームの進化で答えは出ています。攻撃は最大の防御方向に極振りすればいいのです。
まず、攻撃し続けながらも周囲の状況によって前以外の敵もぶっ飛ばすことができるコンボの派生。あとは、いうても防御面も最低限必要だろうということで、攻撃につながる防御行動であるジャストガードや回避行動。
これらによって、ベルトスクロールアクションは、無双系アクションゲームへと進化を遂げたのだと思います。
抱き合わせで割高
収録作品の中でお金を払ってもいいと思ったのは、『バトルサーキット』『パワードギア』『天地を食らうⅡ』の3つで、アーカイブの相場を考えると出せて500円かなというところです。
なので、この3つで980円とかなら妥当じゃないですかね。
まとめ
以上のことから、『カプコン ベルトアクションコレクション』は、難しい操作を習得することなく敵をなぎ倒していく爽快感が得られ、仲間達とあーだこーだ言いながら一緒に盛り上がれるものの、プレイの作業感にノーコンを目指す気にはならず1回クリアでお腹いっぱいで、懐古おじさんのネタにしては割高なパーティ系無双アクションゲームと言えます。
それでは、また次のゲームでお会いしましょう!
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