会社の後輩がPS4を買いました。「一緒になんかやりませんか! 」と息巻いているので、好みのジャンルを確認すると、「自分は『マイクラ』がやりたいっス! 」と後輩。
ゲー吉は困りました。『マイクラ』のグラフィックが好みじゃなかったからです。
サンドボックスは自由に創るアートゲームですから、グラフィックはモチベーションに関わります。想像図の時点でコレを作りたいと思えないと重い腰が上がらないし、途中で投げたりしてしまいます。
そこで、折衷案として最新サンドボックスゲームの『LEGO ワールド』を提案しました。
『LEGO ワールド』のグラフィックは『マイクラ』より格段に綺麗ですし、子供の頃、高くてあまり買ってもらえなかった鬱憤もあって、モチベーションを保てると思ったからです。
かくして、後輩を説得することに成功したゲー吉は、『LEGO ワールド』を購入するのであった。
これ以降がレビューとなります。
スポンサーリンク
評価:駄ゲー★★☆☆☆
ゲー吉は、この手のゲームをアートだと捉えていて、サバイバル要素はオマケと考えているというのが評価の前提としてあります。いちいち材料取りに行くの面倒! 整地するの面倒! 装備に耐久値があるの面倒!
その点『LEGO ワールド』は、ビルド部分で面倒がないように考えられていてかなりイイです。でも、立ちはだかる壮大な面倒が他にあります。
また、‟昔欲しかったあの城”の完全再現ができません。主にこの2点がなければ、神ゲーの可能性があった惜しいゲームです。
悪いところ
チュートリアルが長い
ゲームの当面の目標は、”ゴールドブロック”を100個集めることです。”ゴールドブロック”は、クエストや宝箱などから手に入ります。クエストの中には、家を建てる、整地する、ペイントするなどのビルドに関するものがあります。
おそらくこの過程で操作方法を覚えてもらうことが狙いだと思いますが、それにしては長いです。さらに、使い回しのクエストも、地中掘りも全然面白くないときたもんだ。
ブロック積みの操作がムズい
肝心の単体ブロック積み、”フリービルド”の操作性が悪いです。ブロックの位置を細かく指定するのが結構難しいのでイライラします。
ブロックのアンロック方式
『LEGO ワールド』では、”あのLEGO ブロック”を好きなように無尽蔵に使えると思っていたし、それに魅力を感じました。でも、ブロックは、宝箱か”トラブルメーカー”から1つずつ集めていかないと使えるようになりません。
やっとこさ”ゴールドブロック”を100個集め、ここからさぁやるぞとリストを見たら穴だらけ。ウッキウキだった気持ちを見事に粉微塵にしてくれました。
全部のブロックが網羅されていない
LEGO の公式ページには過去製品の組立手順書があり、フリーにダウンロードできます。手始めに小さめの砦のような製品をダウンロードし、手順書通りに作っていたその刹那! アレ?このブロックがリストにないぞ‥ 特殊形状のブロックが結構な数使えないことが明らかになったのです。
ブロックを集めなくてはならないことで減少気味だった自分のやる気ゲージが、さらにが無くなって行くのを感じました。
よいところ
整地が簡単
『DQB』で必死に川を埋め立てしているとき、ゲー吉はこんなことを思いました。場所を指定して一気にブロック置けたらいいのに‥
『LEGO ワールド』は、できたらいいなが可能になりました。のぶ代とご唱和ください。「ハイッ! ちけいツ〜ルゥ」
好きな範囲をコピペできる
『LEGO ワールド』では、”コピーツール”によって、好きな範囲のブロックをコピーすることができます。コピーしたブロックは、好きな場所に何回でも呼び出すことが可能です。
“コピーツール”をうまく使えば、目標完成までの大幅な時間短縮ができます。かなりイイです。
スポンサーリンク