レビュー『フォールガイズ』アクションが苦手でも勝利をお約束します

フォールガイズ風ゲー吉のレントゲン写真

「やっぱフォールガイズ買おうかなぁ…」

「フォールガイズやったけど他の人はどう思ったのかなぁ…」

そんなあなたの悩みに答えます。

本サイトでは、好みの違いからくる「楽しい」のギャップを埋めるため、あなたと評価者のゲームの好みが似ているかをチェックできる“ゲー吉度診断”を設けています。ぜひご利用ください。

 

こんにちは!ゲー吉です。会社でゲーム開発にたずさわるかたわら、家でもゲームをやり続けるといった、まさにゲーム漬けの生活を送っています。

『Fall Guys: Ultimate Knockout(以下フォールガイズ)』

あなたはYouTubeを見て気になったクチですか? ハチャメチャで楽しげな感じとPOPな世界観は、気軽に楽しめそうな感じがしてプレイしてみたくなりますよね。

さて、あなたがプレイしてみたいと思った『フォールガイズ』は、はたしておすすめのゲームなのか、それともおすすめじゃないのか。

これについて、理由を添えてゲー吉の意見を述べたいと思います。

それでは、さっそくいきましょう!

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評価:★★★★☆ おすすめの良ゲー

こんな人におすすめ
  • アクションはヘタだけど対戦アクションゲームで勝ってみたい
  • 知らない人とでもパーティーゲームがやりたい

 

おすすめの理由

誰でも勝てる「対戦アクション」

『フォールガイズ』は、ヘタなのを気にせずに「対戦アクション」を楽しむことができます。

5回もプレイすれば、誰でも勝つことができるからです。

対戦ゲームでつまらなくなってしまうのはどんなときでしょうか。もちろん、何度やっても負け続けるときですよね。

でも、『フォールガイズ』なら、弱者であっても負け続けることがありません。その秘密は、ラウンド制と操作スキルと運のバランスにあります。順番に解説していきます。

ラウンド制

『フォールガイズ』は、60人のプレイヤーから始まり、最後に残ったひとりが勝利するゲームです。いま流行りのいわゆる「バトロワ」になります。

ただ、『フォールガイズ』は、従来の「バトロワ」と異なる部分があります。それがラウンド制です。60人のプレイヤーから1人の勝利者を決めるまでに5ラウンドかけてだんだん削るのです。どういうことでしょうか。

従来の「バトロワ」の場合、60人の中から1人になるまでが1ゲームなので、1ゲームにつき、勝者は1人しかいません。

対して、『フォールガイズ』の60人から40人ぐらいになるまでが最初の1ゲームで、1ゲームにつき、勝者は40人ぐらいいます。

つまり、従来の「バトロワ」にくらべて、『フォールガイズ』のほうが圧倒的に勝ちやすいのです。たとえ1回負けたとしても、続けて5回もやれば、ほとんどのプレイヤーが勝つことができるでしょう。(狩野英孝しらべ)

だから、何度やっても負け続けることがないのです。

操作スキルと運のバランス

対戦アクションと聞いてパッとイメージするのは、格ゲーのようなゲームでしょう。格ゲーは、ヘタな人だと何度やっても負け続けることがありますよね。

じゃあなんで勝てないのでしょうか。それは、操作スキルや知識などの実力の差が勝ち負けに与える影響が大きく、運の介在がほとんどないことが原因です。

格ゲーで初心者が経験者と対戦するとボコボコにされるので、新規参入がなくて先細りになって困っているのは有名なはなしです。

この問題に対し、『スマブラ』や『マリオカート』などの万人向け対戦アクションでは、アイテムという運要素を加えることで実力の差を埋めています。もっといえば、負けているプレイヤーにいいアイテムを出やすくし、運にみせかけた実力の差のゲーム側調整をしています。

対戦ゲームにおいて、戦況が拮抗すること、うまい人が勝ち続けないことはそれほど重要なのです。ちなみに、例に挙げた2つのゲームは、上のレベルにいくと、ヘタな人は負け続けますのでご注意ください。

では『フォールガイズ』はというと、上のレベルのプレイヤーが存在しません。常に同じぐらいの実力のプレイヤーと対戦します。それはなぜでしょうか。

まず、「バトロワ」の時点でかなり運の要素が大きくなっています。自分に不利な行動をするかもしれない59人のプレイヤーという不確定要素が入っていますからね。

逆にいうと、状況に対して臨機応変に対応する力が求められます。経験、つまり知識の部分です。ただ、知識によってある程度勝率を上げることはできますが、それで勝ち続けるのは不可能です。

また、操作は【ジャンプ】【つかむ】【倒れこむ】の3種類ありません。コンボアクションやジャスト倒れこみなどのテクニカルな要素もありませんので、操作スキルといってもここでの差はほぼ皆無です。

お気づきでしょうか。そうです。『フォールガイズ』は対戦アクションにみせていて、実は操作スキルによる実力の差がほぼ出ない運ゲー寄りのゲームなのです。

だから、何度やっても負け続けることがないのです。

3度目の正直でワタシも初勝利!
ママン
ママン
ゲー吉
ゲー吉
5連敗しなくてヨカッタ…

弱者が負け続けない『フォールガイズ』は、ヘタなのを気にせずに「みかけ上の対戦アクション」を楽しむことができるといえるでしょう。

 

ぼっちでもパーティゲームを楽しめる

『フォールガイズ』は、ぼっちでもパーティゲームが楽しめます。

パーティーゲームなのにネット対戦だからです。

先に述べた通り、『フォールガイズ』は実力差のでにくい対戦アクションです。これだけだと、パーティーゲームとあまり変わりません。

パーティゲームとは、いわゆる、お正月に親戚が集まったときにやるゲームです。単純なルールで、勝つか負けるかはほぼ運のゲームですね。なので、普段あまりゲームをやらない人とゲームをやるときにはうってつけなわけです。

ただ、パーティーゲームは勝つためにやるべきことがほぼ無いともいうことができ、ともすれば底が浅いゲームになりがちです。普通に考えればハマれる対戦ゲームにはならないので、ネット対戦にしたとて、あまり人気が出るとは思えません。

ところがどっこい、『フォールガイズ』は、たちまち大人気になりました。『PS Plus』加入者は無料ダウンロード可能だったのもあると思いますが、ゲーム実況YouTuberはこぞってプレイ動画をアップするほどの人気ぶりです。

それだけ、よりライトな遊びを手軽にネット対戦したいというプレイヤーが多かったといえます。まるで「我々がやりたいのは、何十時間も練習しなければ勝てないようなゲームではないんだ!」という声なき声を聞いたかのようです。

かくいうスキルゲー至上主義だったゲー吉も、優勝を目指して数時間、楽しくプレイすることができました。

ゲー吉
ゲー吉
なかなか優勝できん…
60分の1の運ゲーは難しかろう
ママン
ママン

ネット対戦のあるパーティーゲームの『フォールガイズ』は、ぼっちでもパーティーゲームを楽しめるといえるでしょう。

デジタルの発展によって人と人のつながりが薄くなり、集まってパーティゲームをやる機会が減ってきたであろう今の世の中だからこそ、この需要が大きくなっているのかもしれませんね。

 

まとめ

『フォールガイズ』をおすすめする理由をまとめるとこうなります。

  1. 誰でも勝てる「対戦アクション」
  2. ぼっちでもパーティーゲームを楽しめる

「おもしろそう」と思ったあなたは、ぜひ『PS store』からご購入ください。

いまいちピンとこなかったあなたには、その他おすすめゲームのまとめがあります。ぜひご覧ください。

PS4おすすめゲームのまとめです

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