「やっぱライザのアトリエ買おうかなぁ…」
「ライザのアトリエやったけど他の人はどう思ったのかなぁ…」
そんなあなたの悩みに答えます。
本ゲームレビューブログ『ゲー選相談所』では、好みの違いからくる「楽しい」のギャップを埋めるため、あなたと評価者のゲームの好みが似ているかをチェックできる“ゲー吉度診断”を設けています。ぜひご利用ください。
はじめまして!ゲー吉です。会社でゲーム開発にたずさわるかたわら、家でもゲームをやり続けるといった、まさにゲーム漬けの生活を送っています。
ところで、あなたはCMで美少女を見たとき、その娘のことが気になってググったことありませんか?
同様の手法にまんまとハマって『ライザのアトリエ』を買った男がここにいます。
わたしたちは、無数にゲームがある中、全てのゲームについて買う買わないを判断しているワケではありません。
「次は何を買おうかな~」てな具合に、なんとなく閲覧した情報の中から何かを感じたものだけが、内容を吟味するというテーブルに上がります。
テーブルに上がらないモノを買うことは一生ありません。どんなに楽しいゲームだったとしても、です。だから、企業は魅力が伝わるように最大限の工夫をします。
しかし、ライザたんのビジュアルだけでそこを軽々クリアしてしまったのです。
「ライザ…恐ろしい子」
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評価:★★★☆☆続編は買うかもぐらいには楽しいけどあまりおすすめしない凡ゲー
- 装備を変更したときのダメージ変化をものすごく気にしちゃう
- ライザたんにガチ恋したワケではない
特におすすめはしない理由
育成しても「強くなった」と実感しにくい
『ライザのアトリエ』は、せっかく育成をしても「強くなった」ことを実感しにくいです。
与えたダメージを把握しにくいからです。
RPGに限らず、攻撃のダメージが上がることは満足に直結しています。わかりやすく成長を実感できるからです。通信簿の数値が3から5になったら嬉しいのと一緒です。
現実では、通信簿は1学期に1回しかもらえず、能力の向上なくして5にすることができません。でもこれがRPGだと、みじかい間に何度も、能力の向上なく数値を上げることができるのです。
だからRPGを求めてしまう。いうなればこれは“RPG中毒”です。
そんな中毒患者が『ライザのアトリエ』をやると、物足りなさを感じます。
だってダメージ表示は小さいし、リアルタイムで敵味方が手数の多い攻撃をするもんだから、今の攻撃のダメージがいくつだったかがわからないんですから。
求めていたような満足が得られない『ライザのアトリエ』は、RPG中毒にとって大きなマイナスといえるでしょう。
スイッチ版の操作性にストレスがある
『ライザのアトリエ』は操作性にストレスがあります。
使用頻度の高いコマンドが押しにくいボタンに割り当てられているからです。
Proコンを会社に忘れたとき、しかたなくJoy-Conで『ライザのアトリエ』をやったら、あまりのストレスに驚愕しました。
『ライザのアトリエ』では“タクティクスレベルを上げる”という戦闘中にほぼ必須のコマンドが、なぜか“-ボタン”に割り当てられています。これがとても押しにくい。
Proコンでも押しにくいですが、Joy-Conはさらに押しにくいです。
単純に押しにくいだけでもストレスですが、『ライザのアトリエ』にはアクティブタイムバトルなのに余計な時間を取られるストレスもあります。
以上より、スイッチ版の『ライザ』は操作性にストレスがあるといえます。
よいところ
育成に飽きにくい
『ライザのアトリエ』は育成に飽きにくいです。
戦闘を繰り返さずとも強くなるからです。調合で武器やアイテムを新調すると、かなり「強くなった」と実感することができます。
『ライザのアトリエ』は、従来のRPGと同様、レベルという概念があります。ただ、レベルアップしたときは与ダメが上がったと感じられないのに対し、調合で強化したときは目に見えて与ダメが上がります。なので、レベルアップより調合のほうが「強くなった」と実感できます。
調合の素材は採集で集めます。『ライザのアトリエ』では採集装備にも‟強さ”があり、“採集装備が強くなる→品質の高い素材がたくさん取れるようになる→その素材でより強い採集装備や強い武器などを調合する”というサイクルを繰り返して、どんどん戦力をアップしていきます。
その際、途中に戦闘を挟みながら、いろんな場所に行っていろんな素材を集めますし、いざ調合するときはかなり思考することになります。つまり、レベル上げと違って同じことの繰り返しになりにくいのです。
また、同じ素材でも品質や合成効果が異なるというハクスラ要素があるので、やりこみ要素としても申し分ありません。
以上より、『ライザのアトリエ』は育成に飽きにくいといえます。。
終始しあわせを感じる
『ライザのアトリエ』は終始しあわせを感じることができます。
ライザたんがとにかくカワイイからです。
巨乳、色白、たぬき顔というパーフェクトぶりと、痴女衣装なのにそういう性格に感じさせないところが秀逸です。
そんなライザたんが主人公なので、プレイ時間のほとんどはライザたんとともに過ごすことになります。
だから、『ライザのアトリエ』は終始しあわせを感じることができるのです。欲を言えば、変な帽子を被らないでほしいのと、ホットパンツじゃなくてミニスカートがよかったですね。
まとめ
以上のことから、『ライザのアトリエ』は、ひたすらかわいいライザたんに終始いやされながら、飽きずに育成を楽しめるものの、操作性にストレスがあり、せっかく調合ですんげぇ強いヤツをつくっても「強くなった」と感じにくいRPGといえます。
なので特におすすめはしません。
「じゃあどれがおすすめなんだ…」
そんなあなたには、Switchオンリーですが、『ライザのアトリエ』と似たような楽しさの『ルーンファクトリー4SP』がおすすめです。レビューがありますので、ぜひご覧ください。
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