『ダンガンロンパV3』はツカまれて突き放される

どーも!ゲーム喫茶が摘発されてセカンドライフに迷いが出てきたゲー吉です。

今回のゲームは『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』です。


 これ以降がレビューとなります。レビューは重大なネタバレを含みますので細心の注意を!

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評価:凡ゲー★★★☆☆

過去作は2つともプレイしています。ゲーム性は全く変わってません。よいところも悪いところも引き継がれています。

つまり、『ダンロンV3』も声優豪華でシナリオはいいけどアクション要素が邪魔な推理ADVのままです。

『ダンロン』のレビューはコチラ

『ダンロン2』のレビューはコチラ

よいところ

やはりツカミが上手い

「今回の主人公は巨乳のおにゃのこか〜」とヘラヘラしていた矢先、1回目の学級裁判でおしおきされ、あっという間に”最原終一”という男子にチェンジしてしまいました。

そうなんです、いつもの調子で主人公だと思わされたはずの”赤松楓”が最初の犯人なんです。

しかも、犯行時は操作していないとかではなく、全ての行動は開示された状態で、プレイヤーはしっかり一部始終を見ています。

でも、重要な犯行時の描写を、テキストのみで曖昧な表現にすることによって、犯人であることをわかりにくくしています。

「実はこの時やってました~」とネタばらしされた時の衝撃たるや!

最初に1番の衝撃を持ってくるあたり、やはり『ダンロン』はツカミが上手いですね。

悪いところ

モノクマ物足りないクマ

「やはりのぶ代のインパクト、存在感、ハンパないって!」

もはやTARAKOさんがどうこうではなく、おそらく誰がやっても物足りないです。

瞬間移動制限されすぎ

ゲー吉はマップ操作できるようになったその刹那、瞬間移動のために必ずマップを開いていたのですが、移動が制限されていてイラっとすることが多かったです。

これは過去作も同じですが、『ダンロンV3』はよりできない場面が増えている気がしました。

3Dマップを廃止して『逆転裁判』と同じつくりにして欲しいとつくづく思います。

通らないとつじつまが合わないところは強制イベントを挟めば解決するのでは?

キャラ側がゲームを否定

最終章の最原クンはこんな感じです。

「オマエラ(プレイヤー)みたいにコロシアイを楽しみにしているヤツら(『ダンロン』のファン)がいるから、ボクたちコロシアイ参加者が苦しむんだ!いつも通り最後に希望が勝ってしまったらコロシアイは続いてしまう。だから、学級裁判を放棄してこんなコロシアイは終わらせるんだ!」

コレなんですが、なんか「こんなゲームを楽しんでるお前は悪趣味だ!」と言われているみたいでモヤモヤしましたね。

あ、ちなみに今回は3回目じゃなくて53回目のコロシアイだからタイトルが”V3″なんですって!ナルホド。

シリーズの完結宣言と受け取りましたがどうなんでしょうね?

5体のモノクマーズ

モノクマーズの何が嫌かというと、5体全員に台詞を与えようとして無駄に会話が長くなってしまっていることです。

マスコット的新キャラは、基本おっちょこちょいで、途中モノクマへの謀反をするヤツ1体の方がよかったと思います。

山ちゃんが色んな声を使い分ける天才であることから思い付いてしまった、山ちゃんの無駄使いに感じました。

真宮寺の犯行はバレるんじゃ?

真宮寺の犯行は、真っ暗闇の中、塩の魔法陣の形状をたよりに手さぐりで移動するところがポイントです。移動している最中にはわらべ歌的なモノを口ずさんでます。儀式の一環です。

でもコレ、声で移動してることがバレませんかね?真っ暗闇とはいえ、真宮寺の声がする方向が変化していることは認識できるんじゃないかと思いました。

まとめ

『ダンロンV3』は、肝心要のシナリオは安定してイイけど無印には及ばず、相変わらずアクション要素が邪魔な推理ADVです。

それでは、また次のゲームでお会いしましょう!

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