この記事は、“ゲー吉度診断”であてはまる項目が多い方に向けて、『PEACH BALL(ピーチボール)閃乱カグラ(以下PBカグラ)』をおすすめしない理由を書いています。
『ライザのアトリエ』がCM美少女なら、『PBカグラ』は雑誌グラビアだ!
どーも!ゲー吉です。
正直な話、カグラのことはずっと気になっていたんだよ。なんてことない、決心したときの最新作が『PBカグラ』だっただけの話さ。
だが、その決心に巨乳美少女が獣水着だったことが影響していないと言えばウソになる気がするんだ。
考えてみてくれ、もしどんぎつねさんが水着になっている画像を目にしてしまったら、キミたちは正常な判断を下せる自信があるかい?
要するにゲー吉が言いたいことはだな…
これ以降がレビューとなります。
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評価:不一致ゲー★★☆☆☆
『PBカグラ』は、ギャルゲーなのにギャルと対話ができないうえに攻撃的なエロ描写が好みではなく、アソビの面で既存のピンボールを超える新しさがないゲームです。
- ギャルゲーで大事なのは自分とギャルとの対話だ
- 筐体なりデジタルなりでピンボールをやったとき、特に楽しいと感じなかった
- 「巨乳にボールを当てられます」と言われてもピンとこない
- 飛鳥・雪泉・詠・紫・両奈の内の誰かをこよなく愛していない
おすすめしない理由
エロ描写が攻撃的だ
いま目の前にマッターホルンが出現して、自分で間接的に揺らすか縄跳びするのを見るか選べと言われたら、縄跳びを選ぶ気がします。
“当てる・叩く”ということがいじめてるっぽく感じるのに嫌悪感があるからではないでしょうか?
そもそも「ボールを当てたり、フリッパーではじいたりして間接的に揺らしてみたい」と思ったことがありませんし、志村やさまぁ~ずの番組でもこういった表現はあまり見かけませんので、自分がマイノリティってワケでもなさそうですよね。
ピンボールを超える楽しさがない
『PBカグラ』はデジタルピンボールの域を抜け出せていません。
ピンボールでプレイヤーができることは、タイミングよくボタンを押すことだけです。もっと言えば、ボタン操作にはスキル性がないので選択できるのはタイミングだけ!
最初はボールを落とさないことに意識が集中するので、来た“タイミング”でただ打ち返す感じです。
それに慣れてくると方向の打ち分けをする余裕がでてきます。この段階になってはじめて、打ち返すことができる範囲の中で、どの“タイミング”でボタンを押すかというスキル性が出て来ます。
これが自由自在に打ち分けられるようになってくると、ハマる人はハマるんだと思います。
でも、ピンボールは、日本では今日までに廃れてしまったニッチなアソビです。つまり、ゲームとしての受容性があまり高くないのだと思われます。
にも関わらず、『PBカグラ』は、キャラクターを“映像でしかできないセクシー演出”方向にばかりに使っていて、ゲームとしての軸の部分は完全にピンボールのままです。案の定、ゲー吉はハマれませんでした。
ピンボールとカグラを掛け合わせることで化学反応が起こり、ここが打破できればよかったと思います。まぁそんな発明ちょっとやそっとじゃひねり出せませんがね!
ミッションが機能してない
ランダムで時限ミッションが発生することは単調になりにくくてよいと思います。なぜ単調になりにくいかというと、いつもと狙う場所も変わるし、時間に追われることで受けるプレッシャーが変わるからです。
でも、ミッション内容を細かく確認する余裕がありません。
ずっと行方を追っていないと不安なので、ボールから目を離してミッションを確認できないんですよね。正直、車の運転中よりもっとよそ見する余裕がないと感じました。
ギミック発動中だけは赤信号で停止しているようなものなので確認する余裕があるんですが、あろうことかほとんどの演出でミッションの表示が消えてしまいます。
なので、ミッションは積極的に狙いにいけずに、勝手にコンプリートしていっているだけのモノになり下がっています。せっかくいいアイデアなのにもったいないですね。
発生するミッション数を減らしてでも、もっと見やすい位置に常に表示した方がよかったと思います。
ゲー吉的には数は1つがベストだと思います。1つにすれば、『マリオ』で残り100秒を切るとBGMが早くなるような時限煽りを入れることができますからね。
ギャルと対話できない
よいところ
盤面を変化させられる
『PBカグラ』では、“揺らし”をすることで盤面上に鎮座しているキャラクターの態勢を崩すことができます。つまり、自分の意思で盤面の状態を変えることができます。
ゲー吉はピンボールに詳しくないので、もしかしたらそういう台もあるのかもしれませんが、ゲー吉の知識の範囲内では新しいギミックです。
ただ、この態勢を崩すこと自体はそこまでゲームの幅が広がるものではありません。なので、この盤面チェンジという切り口でアイデアをひねり出し、ピンボールになんらかの肉付けができると、ニッチではなくなる日がくるかもしれませんね。
例えば、“ボタンを押した5秒後にゲートが少しの間だけ開くからそこにボールを入れたら高得点”とか面白そうじゃないですかね?さらに、これがカグラならではのものに昇華できるとベストです。
捨てキャラがいない
『PBカグラ』には、『ときメモGS』のタシーロのような捨てキャラがいません。みんな巨乳で、みんないいです。どうやら30キャラ近くいるうちの選抜キャラらしいですね。なるほど納得。
まぁもはや巨乳ならなんでもいいのかもしれません。
まとめ
以上のことから、『PBカグラ』は、巨乳なギャルたちがエロエロでハッピーではあるものの、ギャルゲーなのにギャルと対話ができないうえに攻撃的なエロ描写が好みではなく、アソビの面で既存のピンボールを超える新しさがないゲームと言えるので、おすすめしません。
『閃乱カグラ』であれば、自信を持ってESTIVAL VERSUSをおすすめします。
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