『ドラクエ11』レビュー|足おっそいから2Dモードにしたかった

ゲーキチのみなさんっ!ドラクエいれぶんですよっ!ドラクエいれぶんっっ!!

どーも!『ドラクエ』のオフラインのナンバリングが据え置き機で出るとあって、発売前から期待でソワソワしちゃっていたゲー吉です!PS4版と3DS版が結構な別物なので、どっちを買うか迷った人も多いのではないでしょうか。

かくいうゲー吉は、秒でPS4版の購入を決めてしまいました。据え置きのハイスペックマシンの方がいいことを信じて疑わなかったからです。でも、後でよくよく調べたら、主に見下ろしマップの点で3DS版の方がよかったかもと後悔しました。買い直しませんでしたけどね。


 これ以降がレビューとなります。レビューはネタバレを含みます。

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評価:凡ゲー★★★☆☆

『ドラクエ11』ですが、期待に反して普通でした。シリーズの好きな順番を考えても中盤です。無印、7の上あたりの6、8、9、11といったところです。プレイ時の年齢が、受ける楽しさに影響してそうですね。

『FF15』もイマイチでしたし、JRPGは、もはや『ペルソナ』1強じゃないかと思えてきました。

ただ、PS4版ならではの不満が多いので、3DS版を2Dモードでやっていたら、評価が★4つだった可能性はあります。

よいところ

馬に乗ったままアイテムが拾える

フィールドで馬などの乗り物に乗れるゲームの場合、いちいち降りないとアイテムが拾えないことが結構あります。このリアリティの追及は、プレイヤーに不必要な操作を強要していると思います。そこが楽しさのポイントなら話は別ですが。

その点、『ドラクエ11』は、馬に乗ったままアイテムが拾えるので、煩わしさがありません。さすが巨匠!

レベルアップでHP・MPが全回復する

『ドラクエ11』は、シリーズではじめて、レベルアップでHPとMPが全回復するようになりました。コレのおかげで、ダンジョンの途中で回復のために町まで戻るということが無くなりました。脱出以外で一回も”リレミト”を使わなかったと思います。

でも、アイテムを使う、もしくは寝る以外でお金を減らさずに回復するので、攻撃呪文をケチるなどのMP管理の駆け引きは無くなっています。

その代わり、踏破済みの道を無駄にまた進まずに済むし、あまりMPを気にせず”ガンガン行こうぜ”ばりに全体攻撃をぶっぱなせます。なので、物語はサクサク進むし、戦闘は爽快感が増しています。

そもそもゲー吉は、HPは『ロマサガ2』のように、戦闘後に勝手に全回復が一番イイと思ってます。いちいち回復するの面倒じゃないですか?

『ドラクエ5』から”まんたん”コマンドが追加されたことから、巨匠もどこかで「戦闘後に回復するのは面倒」と思っていることは明らかです。

ゲー吉は「だったら自動回復させちゃえばいいじゃない!それ前提で敵を強くすればいいんだし!!」と英断した河津神を支持します。

縛りプレイ

新要素の”縛りプレイ”です。ゲー吉は、まず「ゲーム側がそれを言っちゃうか」という衝撃を受けました。”強くてニューゲーム”とか、巨匠はプレイヤー発生の言葉を取り入れるの好きですよね。でも巨匠!プレイヤー側で再現不可能な”恥ずかしい呪い”は、本来の”縛りプレイ”と意味合いが変わってますよ!

ちなみに、ゲー吉は”逃げられない”縛りを見事にクリアしました。ノーマル、ハードのように、単純に難易度の選択をするより、わかりやすくていいと思います。さらに、PS4版はクリアしたらトロフィーがもらえるので、達成感もあります。

ただ、”縛りプレイ”は、本来初見でやるものではないやり込み要素なので、クリアしないと選択できない方がよかったのではないでしょうか。初回からやらせる想定なら、”難易度選択”の方が適した名称だと思います。

ベロニカちゃん可愛い

基本的にロリも勝気も好きじゃないのですが、ベロニカちゃんはかなりよかったですね。クリア後の預言者イベで本来の姿になりましたが、ベロニカは小さい方がイイ!

モチロン、贔屓して育てていました。『ドラクエ11』は魔法攻撃が弱いので、雑魚戦つらかったし、ボス戦では専ら”バイキルト”要員になってましたが、それは愛の成せる技です。

しかし、志半ばで自己犠牲により天国へ旅立ってしまいます。なので、終盤はまさかのベロニカ抜きです。クリア後にならないと帰ってきません。男入れなきゃだし、そりゃないぜ!

悪いところ

鈍足

PS4版の『ドラクエ11』は、マップの広さに対しての移動速度が遅すぎます。特に、馬ダッシュできない町での移動にとてもストレスを感じました。コレが一番の不満点です。追尾放置できないのなら”オートラン”は必要ないので、代わりに常時ダッシュ付けて欲しかったです。

イラついたゲー吉は、3DS版はどうなのかと思って動画を確認しました。すると、移動速度は決して速くはないですが、マップが狭いので、3DS版の方が移動が苦じゃないように見えました。

なので、同じ理由でイライラしそうな人は、3DS版を買うことをおすすめします。

戦闘モーションを無しにできない

PS4版の『ドラクエ11』は、戦闘時の全ての行動にモーションが付いています。モーションが付いていること自体はいいことだと思いますし、初回は楽しんで見ます。でも、2回目以降はスキップしたくてしょうがないです。

この他にも、全体的にただ演出を見させられる時間が多くてイライラします。ケトスを呼び出すときの演出も、自動昇降機みたいなマップのギミック演出も、無駄に長いのにスキップができません。

極端な例ですが、最近の『スーパーロボット大戦』の戦闘アニメと同じように、設定で簡略表現したり、スキップや早送りができるようにして欲しいです。

まぁそんな奴は3DS版買えよって感じですよね。全くもっておっしゃる通り!

モンスターを仲間にできない

『ドラクエ』の魅力は、個性的なモンスターが大部分を占めていると思います。他のRPGに比べて、印象に残っているモンスターが圧倒的に多いです。

ここで質問!
Q:『ドラクエ』シリーズで、一番好きなのはどれですか?

『ドラクエ5』と答えたそこのアナタ!モンスターが仲間にできるからじゃないですか?ゲー吉も同じです。あの魅力的なモンスターたちを連れて『ドラクエ』ができる唯一のナンバリングですからね。

ただ、6以降ずっと期待しているのですが、なかなか実装されません。

ずっと なかまに なりたそうに こちらをみている!

「それがやりたいなら『DQM』やってね」ということなのでしょうが、アッチは合体とかあるし何か違うんですよね。

セーブし放題

RPGのゲーム性は、全滅を避ける駆け引きにあると思います。でも、『ドラクエ11』はそこが希薄です。

なぜなら、だいたいボス前でセーブできるし、PS4版はさらにオートセーブがあるからです。全滅で時間を無駄にするリスクがほぼ無いのです。

コレは、考え様によってはいいことかもしれませんが、ゲー吉は好きではありません。あの”ザラキ”や”メガンテ”が、大して怖くなくなってしまいますからね。

キャンプで回復できる

新要素の”キャンプ”です。無銭で回復できます。宿屋の敵です。”キャンプ”には”ルーラ”ですぐ飛べるので、宿屋に泊まるメリットは全くありません。

ダンジョン内にも無銭で回復するセーブポイントがあるし、『ドラクエ11』はとことん全滅を怖く無くしています。

もうここまでやるんだったら、↑で書いたように戦闘後自動回復でいいのではないかと思いますね。

印象に残らない音楽

『ドラクエ』といえば先生の音楽ですので、良曲を期待していた人も多いことでしょう。モチロン、ゲー吉も期待していました。

しかし、『ドラクエ11』の音楽は、使い回し曲に押されて新曲の印象が薄いです。一番聞いたであろう戦闘曲を覚えていないほどです。

『ペルソナ5』の音楽がめちゃくちゃいい感じたなことを考えると、単純に昔のMIDI音が好きだったということではないハズです。

飛行乗り物の移動が不自由

シリーズ恒例の飛行乗り物。『ドラクエ11』のは、ケトスというクジラのようなやつです。『FF14』のビスマルクに似てますね。

白くて可愛いこのケトスですが、なんと!決まったところにしか降りられません!!

しかも、今までのフィールドと異なる専用のフィールドを飛び回るので、行けなかった場所を開拓している感がゼロです。

いろいろな都合だと思いますが、何とも味気ない。

捨てキャラ2枠

エロジジイとオネエいらねぇよ!誰得だよ!!

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