『スプラトゥーン2』レビュー|「負けたらヒトのせい」で自信を保て

イカになったゲー吉

コミュニケーションを主目的とした会社でのお昼休み『マリカー』でしたが、それぞれのモチベーションと実力の差によって人が減っていったのは明らかでした。こういう体験をしたのは何度目でしょうか。

しかし、最後まで残った4人のうちの1人が、懲りずに「『スプラトゥーン2』ならみんなやるでしょ!」と言いはじめました。

「いや、無理なんだ、操作の上手さで勝敗が決まる対戦ゲームで和気あいあいは無理なんだよ。」

そう思いながらも、結局またガチ勢だけが残るからいいやと泳がせるゲー吉。こうして歴史は繰り返すのでした。


 これ以降がレビューとなります。

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評価:神ゲー★★★★★

『スプラトゥーン2』は、社会人が睡眠時間を削ってまで夢中でやり続けてしまうほど楽しいゲームです。実際、ゲー吉のプレイ時間は350時間を超えました。この記録はネトゲ以外ではトップレベルです。

でも、万人におすすめかといえばそうではありません。上手くなるということにある程度ストイックな人じゃないと、すぐに挫折してしまう恐れがあります。あくまで対人対戦ゲームなので、その辺は格ゲーと同じだと思った方がよいです。

ただ、『スプラトゥーン2』は、この挫折するまでの時間が、他のゲームより長くなるような仕組みになっていると感じました。これが人気の一因だと思いますので、この部分を中心に書きます。

ちなみにゲー吉の”ウデマエ”ですが、”ガチマッチ”の全てのルールでS+0までは行けました。”ブキ”は”スプラシューター”です。ここらで己の限界を感じましたね。

また、『COD』や『BF』などのFPSシューターはやったことがなく、無印の『スプラトゥーン』もやっていません。初心者のおじさんにしては頑張ったのではないでしょうか!

よいところ

試合中に全員の動きが追えない

『スプラトゥーン2』は4VS4の対人シューターです。なので、試合の間、3人いる味方と4人の敵がどこで何をしていたかを完全に把握することができません。

把握できないとどうなるかというと、負けた場合に「負けたのは自分のせいじゃなくて、味方の動きが悪かったからに違いない」と、責任転嫁する心理が働きます。この自己防衛が、Twitterなどてよく見る「味方が弱かったせいで負けたわー」の正体だと思います。

格ゲーで「ラグがー」とか「寝不足がー」とか言うのと同じですね。本来なら言い訳しようがないはずのタイマンでも言う人がいるのだから、『スプラトゥーン2』は味方批判の声が異常に多いのもうなずけます。

つまり、『スプラトゥーン2』は、自分以外の動きが完全に理解できないから、自分のせいで負けたと思いにくいのです。だから、下手な人が挫折しにくいのだと思います。

倒されても勝敗に直接影響しない

『スプラトゥーン2』には倒された数によって負けるというルールが存在しないし、数秒で復活できるので、倒されることへの責任が軽いです。

厳密に言えば、倒されることで数的不利の時間ができるので責任はあります。大ありです。ただ、直接試合の得点には影響せず、「いろいろあったけど最終的にたくさん塗った方が勝ちー」などになっていることで、上手く責任を感じにくくしていると思います。

さらに、味方が倒された数もゲーム内では伏せられています。とても気にして数えるか、公式スマホアプリで確認しない限りわかりません。なので、「みんなは自分より倒されてるかもしれない」と自己防衛しやすくなっています。

つまり、『スプラトゥーン2』は倒されることが勝敗に直接影響しないので、明らかな自分の失敗でも気に病みにくいのです。だから、下手な人が挫折しにくいのだと思います。

下手な人でも上手い人を倒せる

操作の上手さが勝敗を分ける対戦ゲームだと、下手な人は上手い人に勝つことができません。格ゲーで言えば、1ラウンドを取ることも困難です。

でも、『スプラトゥーン2』は、そういうゲームであるにも関わらず、下手な人が上手い人を倒すことも、試合に勝つこともできます。上手い人が本気であってもです。

なぜなら、どんなに上手い人でもボムやラッキーパンチによる事故をゼロにはできないし、自分の味方3人がとても上手いことがあるからです。

なので、下手な人でもちょいちょい「倒した」、「勝った」、という満足を得ることができちゃいます。相手が誰であろうと自分がイケる感触が得られるのであれば、モチベーションを維持しやすいですよね。

つまり、『スプラトゥーン2』は、下手な人でも本気の上手い人に勝てることがあるので、モチベーションが維持しやすいのです。だから、下手な人が挫折しにくいのだと思います。

サーモンランも楽しい

バイトと称した4人協力PVE、”サーモンラン”。コレが結構楽しいです。『モンハン』や『FF14』のような方向に伸ばしていったら、単体でも成立すると思います。

『モンハン』や『FF14』より戦犯が分かりにくいので、もしかしたらもっと流行るかもしれません!

シューターを万人向けに変えた

従来のPVPシューターは、銃火器での戦争をモチーフにしたものが多いので、拒否反応を示す人や親御さんが少なからずいると思います。

でも、売り上げを最大化するためには、できる限り万人が好きでも嫌いでもない以上のものしたいところです。

そこに、おもちゃのような”ブキ”を持ったイカによるスポーツライクな試合をバチコンとはめたところは素晴らしいと思います。

結果、子供から大人まで大人気のゲームになってますね。

悪いところ

レギュラーマッチにマッチング機能が無い

『スプラトゥーン2』には、”レギュラーマッチ”と”ガチマッチ”があります。文字通りガチでは無い人、いわゆるお遊び向けが”レギュラーマッチ”になります。

“ガチマッチ”の方はマッチング機能がありますが、”レギュラーマッチ(ナワバリバトル)”にはありません。チュートリアルが終わって初めての試合であっても、とても上手い人とマッチングされる可能性があります。同じタイミングで全くの初心者8人が揃うのを待つのは時間がかかりすぎるので、ある程度仕方がないかなとは思います。

でも、ワクワクしながら始めた初心者は、適当に楽しく塗ってたら倒され、復活して少し進んだらまた倒されを繰り返すことになります。なので、最初に与える印象が「よくわからん」、「難しい」になってしまい、プレイをやめるキッカケになる恐れがあります。まぁフルプライスで買ったパッケージなので、そこで「やーめた」は考えにくいですがね。

また、”レギュラーマッチ”にマッチングが無いことは、長く遊んでいく上でも悪影響を及ぼします。

対戦ゲームを楽しむためには、お遊びであっても、実力が同じくらいの人とやることが重要です。接戦であれば、負けた時に悔しさを強く感じ、反省に気持ちが向きやすいですし、なにより清々しい気分で終われますからね。

やれることに時間制限がある

『スプラトゥーン2』には、タイムスケジュールがあり、フレンドを集めてやる場合を除き、好きな時に好きなルールの”ガチマッチ”をすることや、”サーモンラン”をすることができません。なので、「このルールだけS +じゃないから集中的にやろう」ができないのです。

実際、ゲー吉は、最終的に”ガチヤグラ”がやってる時以外は他のゲームをやってました。調子上がってき時のスケジュール更新に何度イラついたことか‥

やれる事をゲーム側に理不尽に制限されるのは、そもそもフルプライスのゲームとしてどうかなと思います。

ガチマッチがギア開け最高効率

『スプラトゥーン2』の装備には”ブキ”と”ギア”があり、”ギア”はいわゆる防具です。さらに、”ギア”には”ギアパワー”というスキルが付けられます。この”ギアパワー”によってかなりイカ性能が変わりますので、”ガチマッチ”には厳選してから行くべきです。なんたってガチなんですから!

しかし、”ガチマッチ”自体が一番”ギアパワー”を解放するためのポイントが高いので、厳選中の人がかなり多くいます。この人たちは、しっかり準備してからきた正真正銘のガチな人に失礼だと思います。

ポイントは”レギュラーマッチ”か”ヒーローモード”でしか稼げないようにした方がよかったのではないでしょうか。

まとめ

『スプラトゥーン2』は文句なしの神ゲーだと思います。ただし、勝つための努力ができないぼっちゲーマーの方は、楽しいと思えるまでに挫折する可能性があるので注意してください。

それではまた次のゲームでお会いしましょう!

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